2016/01/31

オートバイのナンバー規制について考えてみる

昨年末の話ですが、バイクのナンバーに関する新規制が4月1日より施行されますね。

個人的には今までグレーゾーンというか、あいまいだった部分が明確化されるので良いかと思います。

自分のF800GSはナンバー周りはノーマルのままなので問題ありませんが、やっぱり気になる人はいますよね?

今までは何も問題無かったフェンダーレスキットであっても、もしかしたら規制に適合しないかも…?と思っている方も少なくないかもしれません。

そんなに気にしていなかったナンバー新規制ですが、どうやら気になっている人は少なくないようです。

職業柄、私もそういった話を聞くことが多くなってきたので、ここで一度おさらいしてみたいと思います。




まず初めに、この規制の目的は「ナンバーの視認性を高めること」
背景としては、ナンバーが確認し辛くなるようなナンバーカバー等が流通したからだそうです。

ここで個人的に気になったのは「ご当地ナンバー」を付けている125㏄以下の原付クラス。

キャラクターの描かれているものや、ナンバーの形自体が変わっているものもありますし、
本当に長い間乗り続けているであろうおじいちゃんのカブなんか、色が落ちてしまっていて白いプレートにしか見えないなんてのも見掛けたことがありますが、125㏄以下の車両はこの規制の対象外のようです。

だからと言って見づらくしてもOK!というわけではないですけどね。

そしてこの新規制、何がダメなのかを簡単に言ってしまうと、

・カバー等で見づらくすること
・一定の位置、方法において表示すること
・ナンバーの角度は水平
こんな感じです。


資料によるとこんな感じだそうです。
車の規制も一緒に書かれていますが、バイクは一番右端です。

今まで曖昧だった部分がはっきりするようになったので何をしたらいけないのかが分かりますね。
ちなみに、私が驚いたのは真ん中あたりにある「汚れ」が禁止となっているところ。

いつも綺麗にしておきなさいということでしょうか…(笑)

ナンバーの角度が水平でないといけないということはアメリカンやハーレーなどで見掛ける縦ナンバーはNGということですね…。

しかし、位置に関しては見やすい位置と書いてあるので、サイドナンバー自体はOKかと思います。
(タイヤの真横あたりにナンバーを設置するタイプのもの)

じゃあこの規制は4月1日になった時点で全車両対象なのかと思いそうですが、そうではないようです。
経過措置として平成33年3月31日以前に登録を受けた車両は少し異なるようです。

オレンジ色の枠で囲われているのが経過期間中に登録のあった車両と思うのですが、合っているのでしょうか?

もしそうであれば、全面適用されるのは平成33年3月31日以降に登録された車両であり、それまでは、今までと大きく変わらず、見やすい位置、見やすい角度にしなさいという、何ともはっきりとした答えのない状態が続くのでしょうか?

まあ、だからと言って急にナンバーカバーを付けたり、曲げたりするのがOKというわけではありませんし、そもそもナンバーを曲げているというのはどうにも好きになれません。

経過措置といっても今までより取り締まりは多くなる可能性も0ではないと思うので、気になる方はバイク屋さんで相談しておくというのも良いかもしれませんね。

ちなみに私は洗車をする際にはナンバーまで洗い、ナンバーもワックス、コーティングをする派です(笑)
皆さんはどうでしょうか?

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